副鼻腔炎と食生活は深い関係があります。蓄膿症は陰性病の一つです。この点をふまえて食生活を見直すことが大切になってきます。
普段の食生活を見直し、陰性の食べ物が多くなっていないかをチェックできます。
その食べ物には甘い食べ物やドリンク、果物、落花生などが含まれます。こうしたものを多くとる食生活を送っている場合は注意が必要です。
副鼻腔炎の治療のために食生活を改善できるかを考えてみるとよいでしょう。食生活を改善させる点で有効なのが玄米食です。玄米をよく噛んで食べるようにすることで効果が見られています。
このような穀類だけのメニューにすることを7号食といいます。
玄米がゆなど穀類100パーセントのものをよく噛んで食べるようにします。もちろん始めたばかりの場合は過度に長い期間しないように注意しましょう。
始めは1,2週間におさえ、徐々に体調と合わせながら始めてみることができます。
ほかにも食生活で注意するべき点が動物性タンパク質です。お肉や卵、牛乳などが含まれます。もちろん適量を摂取することは大切ですが、過剰に摂取することに問題があります。
こんな食べ物に含まれる成分は消化するのに時間がかかるので摂り過ぎないように注意が必要です。こうした点も見直してみることができるでしょう。
ほかにも胃に刺激的なものを避けることも大切です。身近なもので胃に刺激を与えるものがコーヒーです。
一日にどのくらいコーヒーを飲んでいるのかを考えてみるといいですね。
コーヒーに含まれるカフェインは摂りすぎると胃の粘膜を荒らしてしまいます。そうなると胃を荒らすと蓄膿症にもよくないので気を付ける必要があります。
副鼻腔炎の悪化を避けるためにこんな食生活に注意を払うといいでしょう。
しっかりと食生活を注意して副鼻腔炎の発症や悪化を避けるようにできるといいですね。
食生活は今すぐにでも改善できる身近な治療法の一つです。小さな事を積み重ねて健康な生活をめざしましょう。
副鼻腔炎 食べ物
副鼻腔炎で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
病院で適切な治療を受けても、症状が改善しないという人もいます。
蓄膿症は体の免疫力低下によって、より症状が悪化し再発を繰り返す可能性もあります。なので体の免疫力を高めることも重要なのです。
その為には食事も重要です。免疫力を高める方法は色々ありますが、普段の食生活を見直す事は免疫力を高める上で欠かせません。
具体的な食べ物としては納豆やナメコのような粘り気のある食べ物は免疫力を高める効果が期待できます。また、生姜も免疫力アップに効果があると注目されています。
後は栄養バランスの良い食事を心がけることです。免疫の低下は栄養バランスの悪さから発生することも少なくありません。
一人暮らしで仕事に追われた毎日だと、食事も外食中心になりがちです。普段の食事を見直し、カロリーは多すぎないか、不足している栄養が無いか見直してみましょう。
特に不足しがちな栄養素は野菜に多く含まれるビタミン・ミネラル等の成分です。なので、とりあえず野菜類を多く食べる事から始めてみましょう。
野菜以外には穀物、豆、海藻類が良いとされています。これらの食べ物は保水力を高めるので、鼻粘膜の強化を助けてくれるでしょう。
副鼻腔炎になると鼻粘膜が弱ってしまい、膿も溜まりやすくなります。なので野菜や穀物、豆、海藻類を多く摂取し、膿が溜まりにくい鼻を作るのです。
逆に食べるのを抑えたほうが良い食べ物もあります。それは糖分の多い食べ物です。糖分を取り過ぎると体内のヒスタミンの量が増加します。ヒスタミンは副鼻腔炎の根本原因とも言える物質です。
なのでケーキやお菓子、コーラのような糖分の多い食事はなるべく控えるようにしましょう。
また、動物性タンパク質を摂りすぎるのも副鼻腔炎の原因となります。動物性タンパク質は消化がしづらいため、消化しきれないタンパク質が体内に残り副鼻腔炎の原因物質となるからです。ファーストフードを良く食べる方は要注意です。
副鼻腔炎で食欲不振になる?
副鼻腔炎で食事がおいしく食べられない方からの体験談を頂いたので紹介します。
朝ごはんがおいしく食べられない
黄色い鼻水が出るようになってから鼻づまりも起こるようになり、朝は特に食事のにおいや味が分からず食べる気がしませんでした。
例えばパンにジャムをつけて味を濃くすると食べやすくなりましたが白いごはんはほとんど食べられませんでした。
お味噌汁もだしの香りを感じられずただ味だけしかわからなかったので、副鼻腔炎が良くなってきている今ほどおいしく頂いた子どもの頃の記憶がありませんでした。
朝食はあまり食べたくないとさえ思うようになっていたでしょう。
副鼻腔炎で耳鼻科に通い続けていましたが鼻水の多さや鼻づまりは変わりませんでした。
特に風邪をひいた時には鼻づまりもひどく食事の味を刻するために調味料を増やすなどしていました。鼻づまりがない時でも、鼻の奥で香りを感じる部分あたりがネバネバとした膿で塞がれているような気がしていました。
ほのかな香りになると全く分からず香りと味が楽しめるからおいしいはずの食事でもあまり食べたくなくなったこともありました。
慢性副鼻腔炎でしたがそれでも定期的に通院や色々なサプリ、漢方薬のお茶を根気強く試していたため徐々に改善していきました。
そのため年齢を重ね行くごとに匂いもわかるように回復していました。
今ではむしろにおいに敏感だと言われるほどに香りを感じられるようになり、食事も楽しんで頂いています。あんなに食欲不振だった朝ごはんが嘘のようです。
副鼻腔炎と薬膳
副鼻腔炎の治療には抗生物質の薬が主なものとなっています。ですが抗生物質は時間もかかりますし副作用もあるので心配です。
そこで多くの方に注目されているのが薬膳による治療です。
そんな薬膳で注目なのがナタ豆茶という飲み物なんです。このナタ豆茶は色々な効能のある成分が含まれています。
その中の注目の成分がカナバニンです。このカナバニンは排膿作用があったり、抗炎症作用があります。
ほかにも血行促進作用があったり、体液の浄化作用もります。これはとても効果を期待できそうな成分です。
薩摩刀豆なたまめ茶
ほかにも含まれているのがコンカナバリンAです。これには抗腫瘍作用があります。
すでに実験では癌細胞の増殖を抑える作用が発見されています。更にほかにも含まれているのがウレアーゼという成分です。
これには肝機能を活性化させる効果があるんです。肝機能を正常にしてくれる成分は大注目です。
ほかにも副鼻腔炎治療で注目なのがどくだみです。昔から幅広い治療に用いられているものですが副鼻腔炎にも効果を期待できます。
使用する方法もそれほど複雑なものではありません。まずはどくだみを棒状にして塩でもんだものを鼻の穴に差し込みます。
そうして鼻をかむと一緒に膿汁が出てきます。このようにして鼻腔のなかのものを排出させる効果を期待できます。
こうして鼻洗浄をしてしっかりと副鼻腔炎を対処できるといいです。こんな安心して対処できる薬膳は大注目の治療方法です。
いろいろと副鼻腔炎の治療法をお探しの方におすすめの情報となっています。
副鼻腔炎は花粉症が原因で移行する場合もあります。ほかにも体質もありますが、腺病体質の方は花粉だけではなくてストレスなどが原因になる場合もあります。
日ごろから薬膳などで健康的な食生活に気を配り原因となるストレスの軽減をめざしましょう。
薬膳治療は比較的はじめやすい治療法の一つです。小さな事かもしれませんが、しっかり食生活や薬膳に注意して対処しましょう。