秋と言えば、秋刀魚。秋刀魚は、11月頃まで出回りますが、9月、10月が一番脂がのっていて美味しいと言われます。
特に塩焼きは、日本人にとって代表的な秋の味覚です。
この時期、日本各地では秋刀魚祭りが開催され、多くの人で賑わいます。
中でも、落語目黒の秋刀魚にちなんで毎年9月の第1・3日曜日に、目黒駅周辺で開催される目黒の秋刀魚祭りは有名です。
数千匹の新鮮な秋刀魚が炭火で焼かれ無料で振る舞われるとあって、多くの人が集まって行列を作って旬の味を楽しみます。
他にも、恵比寿秋刀魚祭り、女川秋刀魚祭り、気仙沼秋刀魚祭り、大船秋刀魚祭り、銚子秋刀魚祭り、根室秋刀魚祭り、などが有名です。
秋刀魚のカロリーって高いの?
食欲の秋、ちょっと油断したら体重が増えていた、なんてイヤですよね。
脂が乗った秋刀魚は、確かに美味しいけどカロリーが、ちょっと気になるところです。
実際、秋刀魚1匹のカロリーは約460kcalです。結構、高めなのでダイエット中の人は太るかもと、嫌煙しがちです。
しかし、秋刀魚には肥満解消効果が期待できるって、ご存知ですか?
秋刀魚に多く含まれる必須アミノ酸の一つヒスチジンは、脂肪の分解を促進し満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ効果があるんです。
さらには、秋刀魚には、DHAやEPAなどの生命維持に欠かせない不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれ、栄養価も高いので、ストレスの少ないダイエットに最適です。
カロリーばかり気にするのでなく栄養面も考え、バランスのとれた無理のないダイエットを目指しましょう。
秋刀魚の上手な焼き方
秋刀魚と言えば、やっぱり塩焼きです。
今回は、誰でも簡単、秋刀魚の上手な焼き方をご紹介します。
1.まず、秋刀魚の旨みが逃げないように塩水(1リットルの水に、大さじ2杯)で優しく洗った後、水分を拭き取ります。
2.秋刀魚を半分に切って、火が通りやすいように、切込みを2,3箇所入れます。
3.小さじ1杯の塩を秋刀魚の両面にかけて、10分間置きます。
4.その間に、魚焼きグリルに水を張って強火で5分、加熱しておきましょう。
5.熱したグリルに、いよいよ秋刀魚を切り込みした方を下にして入れて強火で7分焼きます。
6.秋刀魚を裏返して、さらに強火で5分焼きあげれば、皮はパリパリ中は柔らかジューシーな塩焼きの完成です。
フライパンで焼く場合は、フライパンに、クッキングシートを敷いて中火でフタをして7分、裏返して5分です。
さらに、美味しく食べるには、少し、手間がかかっても、やっぱり七輪がおすすめです。
七輪に炭を入れて、充分に加熱してから秋刀魚をのせて焼きます。
裏返すときは優しく、身を崩さないようにするのがコツです。
超簡単!秋刀魚のさばき方
旬の秋刀魚は塩焼きだけでなく、刺身で食べるのも、また美味しいですよね。
今日は、秋刀魚の簡単なさばき方です。
1.秋刀魚をよく洗って頭の横から包丁を入れます。
2.お尻から包丁を入れて腹わたを取り出した後、よく洗います。
3.腹側の尾の付け根から骨に沿ってまっすぐ包丁を入れます。
4.次に、背の側からも骨に沿って切っていきます。
5.身を切り離して、3枚におろしたらはらすの小骨を取ってください。
6.頭の方から、ゆっくり皮をむきます。
7.食べやすい大きさに切ってお刺身の完成です。
さらに、簡単!もう一品3枚におろした秋刀魚を半分に切って両面に薄く小麦粉をふってフライパンで色よく焼きます。
そして、しょうゆとみりん、砂糖を合わせて煮立てたものを、フライパンの秋刀魚に合わせればなんと、サンマの蒲焼の出来上がりです。
塩焼きに刺身、蒲焼と秋刀魚づくしで食卓がいっきに豪華になります。
お手軽簡単秋刀魚の干物
旬の秋刀魚は塩焼き、刺身も最高ですがさらに違った美味しさを発見できるのが秋刀魚の干物です。
今回は秋刀魚の開きの干物の簡単な作り方をご紹介します。
1.頭を切り落とし、背開きにします。
2.水に日本酒と塩を入れて秋刀魚を20分つけます。
3.キッチンペーパーで水分を取って1~2日天日で干します。
とても手軽に、美味しい秋刀魚の干物の完成です。
熱燗とも、もちろん相性抜群です。またラップに包んで冷蔵庫で保存が可能なのも嬉しいです。
絶品!熊野灘の秋刀魚丸干し
秋刀魚の丸干しって食べたことありますか?
秋刀魚の腹を開かずに、丸ごとそのまま天日で乾燥させることで旨味が凝縮してとても美味しいんです。
特に有名なのが、和歌山県熊野の秋刀魚丸干し。
熊野灘の海流は流れが急なので、秋刀魚が南下する時に脂が抜けて痩せ細っていきます。
脂が落ちてる秋刀魚なんて美味しくないんじゃない?
そう思われるかもしれませんが脂がない熊野灘の秋刀魚だからこそ荒風で丸干しされると独特な風味が出て、やみつきになる旨さなんです。
しかも、あっさりヘルシーという口コミもあります。TVや雑誌でも紹介され大人気なのも、うなずける一品です。
秋刀魚のレシピで人気の調理方法をAIに聞いてみた
秋刀魚(さんま)の人気のある調理方法をいくつか紹介します。それぞれの方法について詳しく説明しますので、お好みの方法を選んでお試しください。
焼きさんま:
材料:
秋刀魚(さんま):2尾
塩:適量
しょうゆ:適量
ごま油:適量(任意)
調理手順:
1.秋刀魚をよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.魚の表面に塩をまんべんなく振ります。しばらく置いておいて、塩が浸み込むのを待ちます(約15分ほど)。
3.グリルパンやフライパンにごま油をひき、中火で熱します。
4.秋刀魚を皮目を下にして、魚がパンにくっつかないように注意しながら、両面を焼きます。約5分ずつ焼くと美味しく仕上がります。
5.焼き上がったら、しょうゆを適量かけて全体になじませます。
6.盛り付けて、お好みでレモンを添えていただきます。
塩焼きさんま:
材料:
秋刀魚(さんま):2尾
塩:適量
レモン:1個
調理手順:
1.秋刀魚を水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.秋刀魚の両面に塩をまんべんなく振ります。
3.グリルパンやフライパンを中火で予熱し、秋刀魚を皮目を下にして並べます。
4.一方を約5分間焼き、その後裏返してもう一方を焼きます。両面がこんがりと焼き色がつくまで焼きます。
5.秋刀魚が焼きあがったら、レモンを絞って上からかけていただきます。
味噌煮さんま:
材料:
秋刀魚(さんま):2尾
味噌:大さじ2
醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
砂糖:小さじ1
水:カップ1
調理手順:
1.秋刀魚を水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.鍋に水、味噌、醤油、みりん、砂糖を入れてよく混ぜます。
3.鍋を中火にかけ、煮立ったら秋刀魚を入れます。秋刀魚が完全に浸るように調整します。
4.再び煮立ったら、弱火にして蓋をして約15分間煮込みます。途中でたまに鍋を揺すって味が均等になるようにします。
5.15分後、秋刀魚の身がほろほろと崩れるくらい柔らかくなったら火を止めます。
6.秋刀魚を取り出し、煮汁を少し濃くなるまで中火で煮詰めます。
7.煮汁を秋刀魚にかけて完成です。
これらは秋刀魚の人気のある調理方法の一部です。好みや食材の在庫に合わせて選んで試してみてください。おいしい秋刀魚料理をお楽しみください!