外壁塗装見積り術 費用安く

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外壁塗装の工務店選びで失敗した友人の話なのですが、その失敗を踏まえて、外壁塗装やリフォームの本を色々と読んだそうです。それで友人から聞いた、色んな外壁塗装の本に書いてあった外壁塗装の見積術の共通点を抜き出して書いていきます。

外壁塗装の見積り術的な感じで費用を安く抑えれば良いわけではないことがわかりました。いくら外壁塗装の費用が安くても詐欺的な業者にずさんな工事をされてしまってはその後のメンテナンス費用などで結局高額な費用になってしまいます。

また全国消費生活情報ネットワークシステムというところによると外壁塗装の関する年間相談件数を1日あたりに換算すると38件も相談がよせられているそうなので安易に外壁塗装の費用が安いからと言って契約しないようにしましょう。

こういった詐欺業者に引っかからない見積り術のポイントはほぼすべての本にかかれていたのですが、外壁塗装の際は必ず相見積もりと言って複数の業者から見積りととって比較するということになります。

また近所付き合いがある工務店とかに外壁塗装を依頼するから大丈夫と思っている人もいると思いますが、全国消費生活情報ネットワークシステムによると顔なじみゆえに塗装の色を思い通りにしたいなど、なにかお願いしたくてもできなかったり、外壁塗装の関するトラブル時や外壁塗装の費用面で交渉がやりづらかったりするためどうしたらよいかという相談もくるそうです。

この複数の業者から相見積もりをとるのと断りづらい近所の工務店などを避けるという見積り術というのは外壁塗装の詐欺の被害にあわないための手段になります。

ちなみにネットでは外壁塗装の関して無料で複数の業者に相見積もり代行サービスなどをしてくれる全国対応のサイトがあり、それらを探して順不同で紹介しますので気軽にチェックしてください。

外壁塗装 見積り術 サイディング

外壁塗装の外壁材は大きく塗り壁とサイディングにわかれています。塗り壁とは簡単に言うと左官職人さんがコテを立てて塗る塗装のことで主に昭和初期の家や寺社なんかはこの塗り壁が多いです。あと遊園地などのテーマパークなどの建物で絵を書いて楽しませてくれる壁も塗り壁が多いです。

サイディングは最近の一軒家で使われている外壁材になります。ちなみに私の家(実家ではない)もサイディングボードの外壁材ななのでここではサイディングボードの外壁塗装の見積り術について書きます。

サイディングボードは塗り壁に比べて費用や価格が安くまた色んなデザインにできるために人気になっているようです。ですがデメリットとして定期的にメンテナンスをしないとひび割れなどがおこってしまい家の寿命が短くなるというところになります。

サイディングボードは現在4種類が主流になっていて窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングがあります。以下に各サイディングの一平方メートル辺りの価格とメンテナンスの目安を一覧で作ったので参考にしてください。

この4種類のサイディングの中で現在の主流は窯業系(ようぎょうけい)サイディングで現在日本で最も多く普及しているそうです。また窯業系の一平米あたりの単価が2000円~15000円と価格差が大きい理由にたくさんの業者が使用しているため独自色を出すためデザインが豊富だったり同じサイディング材でも厚みが違ったりしているためです。

1番安い窯業系サイディングは、塗装がハゲやすかったり、ひび割れや台風などの災害に弱く雨漏りや紫外線による色あせなどが起こりやすいのであまり良くないそうです。

ちなみに見積りで詐欺に合わない見積り術として業者はここに着目して定期的なメンテナンスをするために安い窯業系サイディングをオススメとして推してくることが多いので安いサイディングばかりを見積もりの際に見せてくる業者は要注意になります。

外壁塗装 費用抑える 見積り術

外壁材のサイディングのを長持ちさせるためにはその上に塗る塗装が重要になってきます。特に外壁材が劣化した際にするメンテナンスとして外壁材そのものを変えるというのもありますが、通常サイディングは一箇所だけ交換することができず周辺も変えるので結構費用がかかります。

そのためこの外壁材の劣化の交換費用を抑えるのに外壁塗装をするという選択が一般的になっています。外壁塗装の塗料も大きく分けて4種類ありアクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料がります。

現在の外壁塗装の主流はシリコン系塗料になっているそうです。ですが最近ではこの4種類の他にガイナ塗料と言われる断熱効果のある外壁塗装の塗料も人気なんだとか。ガイナ塗料は非常に高額ですが、夏は涼しく、冬は保温されるので光熱費の費用を抑えられるというメリットがあります。下記に各塗料の価格と耐用年数と特徴を一覧にしたものを作成したので参考にしてください。

ちなみに、詐欺的な見積もりを見抜く術として外壁塗装をする塗料選びの際に見積もりなどで業者が独自の塗料だから安いです。とか耐用年数が30年ありますとか言って紹介してくる業者には注意が必要です。

まず独自の塗料で安くなるというのは少し考えたらおかしなことに気づくのですが、まずそんな安い塗料があるなら全国的に広まっているか、大手の工務店がすでに使い始めています。また安いということは何かしら安くても大丈夫な理由があります。

それで外壁塗装の本に書いてあったのですが、独自の塗料で安いですというのは上記4種類の塗料になにか成分を少量混ぜて独自の塗料なので安いと言っているか、もしくは上記の塗料を水増しして薄くしていることが大半らしいです。全国消費生活情報ネットワークシステムでも外壁塗装の際にこういった独自の塗料で安いというのは高齢者を騙す方法としてありました。

あとこの塗料は30年持ちますと言ってくる業者もいるのですが、そもそも国税庁が外壁塗装の耐用年数の取り決めをしていて現在30年持つ塗料は存在しません。国税庁が発表している外壁塗装の耐用年数は20年が最大なのでこれ以上の年数で見積もりをしてきた場合はほぼ詐欺的な業者とみたほうが良さそうです。

外壁塗装見積術 テクニック

これらのことから外壁塗装をする際に詐欺的な見積もりを見抜く見積術やテクニック的なことをまとめると

1.絶対に複数の業者から外壁塗装の相見積もりをとる。
2.サイディングは安いほどメンテナンスで費用がかかる。
3.業者独自の塗料なので安い~は信用しない。

というのがあげられます。

また外壁塗装の相見積もりをとる際にきちんとした業者であれば紙の見積書や工事内容明細書がもらえます。その中にかならず塗料の品番や塗料名、樹脂名などが書かれた見積書があるのですが、これらの外壁塗装に使用される塗料をメーカーに問い合わせて本当にあるのかどうかを確認するのは地味ですがかなり外壁塗装の詐欺業者に騙されないために非常に有効なテクニックになります。

あとは外壁塗装の工事内容の見積書で外壁塗装以外でひび割れなどで塗装以外も工事をするようになるとおもうのですが、それがどの部分が工事をするのかもきちんと見ましょう。これは工事漏れなどの場合もう一度工事することになるのですが、見積書にかかれていないと追加工事としてお金を請求されることがあるためです。

あと1番怖いのが見積書に一式と書かれている場合です。一式だけではなにを指すのかわからないので業者によって都合の良いように費用が上乗せされる可能性が高いです。なので一式と書かれている場合はきちんとした明細を出してもらうか、そもそもその業者の見積は信用しないようにしましょう。

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