昔はおせち料理と言えば自宅で作ってお店が開くまでの間冬を越す食事として一般的でしたが、最近ではスーパーマーケットは年末年始も開店したままの所が多く、非常食としてのおせち料理を食べる家庭も少なくなってきました。
また近年ではスーパーマーケットに行けば色んなおせち料理が並んでいるため、核家族化が進んでいるのと平行してお店でおせち料理を購入するのが一般的になってきました。
そしてここ数年はネット通販でおせちを購入する人も急増しているそうです。
ですがおせちをネット通販で購入する際に障害になるのが、写真のみで判断するので、写真と現物が違うものが届いてしまうこともあります。これが通販の弱点みたいなものです。
最近では2011年におこったグルーポンのおせちスカスカ事件がネット通販の事件では結構印象的ですね。まぁこれはかなり極端かもしれませんが、実際に大なり小なり現物と違うものが届いてしまう事件は通販では発生しています。
そのためおせちをネット通販で購入する時に失敗しないポイントとして
1.ネットで申し込むお店のいままでの通販実績を調べる。
2.そのお店の口コミを調べる。
この2つをまずは判断材料にしましょう。そうすることで、多少のズレがあることもありますが、あるていど安心してネット通販で購入することができます。
おせち料理 通販 人気 洋風
おせちをただ食べるだけなら、スーパーマーケットに行けば色んな種類が売っているのになぜネット通販を利用してまでおせち料理が人気なのでしょうか?
じつはネット通販の御節には早割という通販ならではの割引サービスがあるのが人気の1つのようです。
おせち通販の早割とはだいたい8月から10月くらいにかけて早めに注文すると注文したものに割引サービスがつくというものです。
またこの早割りサービスが数百円レベルではなく、ものによっては2万~3万円くらい割引が適用されます。そのためネット通販を利用するなら早割を利用して購入するのがベターです。
またもう1つ御節のネット通販が人気の理由は手軽に料亭や人気レストランの味のおせちが注文できる点にあります。特に最近では洋風の御節などもあり、近所にない場合は通販が非常に便利になります。
また年末にスーパーマーケットで探すとすでに御節が売り切れている場合がありますが、ネット通販だとその心配がないのも人気の理由です。
阪急百貨店のおせち料理
阪急百貨店の2022年のおせち料理のネット予約は9月21日の午前10から開始されます。また今年は阪急百貨店のおせち料理のネットの価格は阪急オンラインショップを見る限りでは10800円の宝梅が一番安いです。また他のお店には見られない真空パックのおせちの販売もしています。
真空パックのおせち料理のメリットは作りたてをそのまま真空パックしているので冷凍おせちや半冷凍のおせちに比べて本来の味がそのまま楽しめるというところにあります。また真空パックおせちは常温が基本なのに結構日持ちがするのもメリットになります。
逆にデメリットとしては真空パックの料理が個別包装でくるので例えば料理が30品目あれば30回真空パックを開けなければいけない所です。ですがその労力に見合ったおせちが新年から楽しめます。
おせち料理 高島屋
高島屋の2022年に食べるおせち料理のネット予約は高島屋カード会員は9月21日から一般予約は9月28日の午前9時からになっています。ちなみに高島屋の早期割引は送料無料になる所です。
今年の高島屋のおせちのコンセプトは食べて熊本を応援しようということらしく、熊本のゆるキャラくまモンを重箱の形にした熊本おせちが一押しなんだそうです。
また単身世帯や核家族がすすんでいるため大家族用のおせち料理よりも2~3人で食べる用のおせちに力をいれているそうで、2~3人用のおせちのラインナップが去年よりも充実しているそうです。
おせち通販 口コミ
おせち料理の口コミで注意するべきポイントはやはり高評価しかない口コミは信じ過ぎない点にあります。
実は、ネットの口コミで一番こわいのはステルスマーケティングいわゆるステマと呼ばれる、口コミを偽造してあたかも高品質に見せかけて売っている店舗です。
もちろん上で上げているお店はステマ対策をしているようなので問題はないですが、もしあなたが、これ以外のお店で購入を考えている場合は口コミが高評価しかないお店は疑ったほうが良いです。
どのようなお店でも、食べ物である以上好き嫌いは当然ありますし、味の好みも京風なら薄味だろうと思って購入するとそうでもなかったなんてこともあります。
そういった意味でも口コミを判断する際は高評価だけでなくその他の評価もみて総合的に判断したほうが良いです。
御節レシピ
御節料理は本来重箱を5つ重ねて作っていましたが、いつの頃からか4重になり3重になっていきました。また関西風と関東風では微妙にレシピに違いがあります。
それに伴ってレシピも変化していっています。また最近では日持ちする中華や洋風などの御節のレシピもあります。
御節は一の重と二の重と三の重では入れるものがちがいます。
一の重には祝肴のうち三つ肴と口取り
二の重には焼き物
三の重には煮物もしくは酢の物
という基本があります。
また黒豆や数の子は一の重に入れることもありますが、地域によっては重箱ではなく通常のお皿に別に出す地域もあります。
これらのレシピはネットだとクックパッドが個別の作り方を紹介しているので非常に便利だと思います。ですが、個別の作り方がメインなので基本から学びたい人は年末にでる御節料理の作り方の本を購入するのも良いと思います。
そこまで本格的に作りたくない人はやはりスーパーマーケットで完成品を購入するか、ネット通販での購入がお手軽です。
ふるさと納税 おせち料理
ふるさと納税の制度を活用してお礼としておせち料理を出している自治体というのもあります。
ちなみにふるさと納税ってちょっとわかりにくいですが、簡単にいうと自分が好きな自治体にある一定額納税すると住民税や所得税が納税額に応じて控除されるという制度です。
このふるさと納税のお礼でおせち料理を出している自治体として大分県豊後高田市の自治体と岐阜県鳥羽郡笠松町の自治体、神奈川県足柄下郡箱根町の自治体などがあります。
いずれも3万円~10万円くらいを納税すると特典としておせちが送られてくるようになっていますが各自治体によっておせちが送られてくる納税額が違いますので市町村のホームページなどでおせちが送られてくる納税額を納税しましょう。