好酸球性副鼻腔炎とは?

生活

基本的に大人に発症する難治性の副鼻腔炎で、嗅覚障害、気管支喘息、鼻茸による鼻閉、粘っこい鼻汁などが主な症状で全国に4万人近い人がこの病気を発症しているといわれています。

それでは好酸球とはどのようなものでしょうか?

好酸球とは白血球の一種で主にアレルギー反応に対して制御反応があります。またアレルギー反応の中でもI型アレルギーや寄生虫で増殖します。

I型アレルギー:免疫グロブリンが白血球に結合し、これによって血管拡張や浮腫・掻痒などの症状があらわれるアレルギーです。

このアレルギーを制御する副作用として、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などの症状が現れます。またこの副作用が強く出た場合はアナフィラキシーショックと呼ばれる急激な血圧低下によるショックが起こり、最悪生命活動の危機になってしまいます。

このコトから好酸球性副鼻腔炎とは簡単に説明すると、「好酸球という外部からのアレルギーに対して戦ってくれる菌がアレルギーが外部から入ってきやすい鼻で増殖した結果、副鼻腔を塞いでしまって副鼻腔炎になった状態」と言えます。

「水をやり過ぎると花が枯れる」ではないですが、本来アレルギーと戦ってくれる菌ですが、アレルギー反応が多い人にとっては、逆に別の病気の発症元になっているのは少々やるせない気持ちですね。

急性副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)との大きな違いは急性副鼻腔炎や蓄膿症では肺炎球菌や嫌気性菌などの菌が増殖して副鼻腔で炎症を引き起こしていました。ですが、好酸球性副鼻腔炎では好酸球が増殖して副鼻腔で炎症を引き起こしている状態です。

症状としては慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状とほぼ変わらず味覚障害、嗅覚障害、耳漏などが主な症状になっています。

好酸球性副鼻腔炎は他の急性副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などと治療方法が大きく違います。まずネブライザー治療や鼻うがいの方法ではまったく効果がありません。また好酸球性副鼻腔炎は手術による鼻茸切開もほぼ意味がありません。

鼻茸による鼻閉で手術をおこなってもその時は改善されるのですが、すぐ鼻茸が再生するため、費用だけがかさむと言う状況になります。

そのためこの好酸球性副鼻腔炎の治療方法は今現在効果が現れているのはステロイドの内服による治療のみとなっています。

またこのステロイドの内服治療も確実に効果があるわけではないので、好酸球性副鼻腔炎を治療したい人にとっては酷かもしれませんが、現在確立された治療方法はないと思ったほうが良いです。

好酸球性副鼻腔炎の原因

好酸球性副鼻腔炎はまだまだ不明点が多く残っている疾患の一つです。とはいえ早期に発見し治療するために原因となる要素について押さえておくことは大切なことです。好酸球性副鼻腔炎は血液の好酸球の働きを調べる必要があります。

好酸球性副鼻腔炎は血液の中に含まれている好酸球の働きが活発になっていき、副鼻腔の粘膜を破壊してしまうという疾患です。喘息を合併症として引き起こす難治性の蓄膿症でなかなか治療が難しくなっています。

好酸球性副鼻腔炎の特徴

まず血液中の好酸球の値が高くなっていき、気道などにも好酸球の浸潤が確認されることが挙げられます。成人の方に多く見られる疾患の一つです。さらにこの好酸球性副鼻腔炎はアレルギー検査でのIgEの値が様々なのが特徴で、鼻アレルギーのような関与は少なくなっています。

この好酸球性副鼻腔炎の粘膜障害を起こす原因はどんなものなんでしょうか。好酸球に含まれている、好酸球塩基性淡白がその原因です。この好酸球塩基性淡白は寄生虫を退治する役割もあります。

ですが同時に上気道や下気道の粘膜も破壊してしまい、炎症を引き起こす原因にもなってしまいます。こういった原因を考察していくと鼻だけの疾患というわけではありません。喘息などの呼吸器系の疾患が関係して副鼻腔まで影響を及ぼしていくんです。

好酸球性副鼻腔炎を治療していくには内視鏡手術が必要になる場合があります。内視鏡手術で自然口を広げることや、鼻茸を除去して通気性を回復させることが目的です。そうして通気性を回復させた後に継続的な保存的治療が必要になります。

なかなか好酸球性副鼻腔炎の治療には時間が必要ですが、つらい症状を除くためにしっかりと取り組んでいきたいですね。

通院治療を続けて行く時には服薬などを主にしながら、継続的な観察と治療が必要になってきます。

大変ではありますが、そういった点をおさえてゆっくりと向き合っていく方法が一番早い治療への道といえるでしょう。

好酸球性副鼻腔炎の症状

好酸球性副鼻腔炎はまだいろいろと不明な点が多くなっていますが血液機中の好酸球のバランスが崩れることからくる様々な症状を伴っています。

おもな症状の一つは嗅覚障害です。急に料理の味やにおいがしなくなった場合は鼻炎などと軽く見ずに医療機関での受診が必要になってきます。

ほかにも副鼻腔全体の疾病からの病変も多くなっているので副鼻腔炎などの症状が長引いていないかをチェックすることも大切です。

成人の方に多く発症していることも特徴の一つとなっています。さらによく見られる症状として喘息と合併することが多くなっています。

非アトピー喘息やアスピリン喘息が多くなっていますが、アトピー性喘息にも合併するという意見もあります。

さらに喘息の中でもアスピリン喘息の場合鼻ポリープが合併することが非常に多くなっています。その鼻茸の中にも好酸球の浸潤が見られます。

鼻ポリープができることから様々な生活に影響する症状も見られてきます。鼻づまりなどは代表的な例となっています。

さらにそれに起因して頭痛や眉間の痛みなども見られるようになります。ほかにもみられる症状としてマクロライド系の抗生物質の効果が見られないということがあります。

ステロイドの全身投与に効果が見られています。ポリープの治療のために内視鏡手術が行われる場合も多くなっています。

ですが残念ながら内視鏡手術の術後経過も悪い場合が少なくありません。おおくポリープが再発してしまうという症状が見られています。

しっかりと術後管理することが求められています。

従来の副鼻腔炎の場合ポリープを除去した場合95パーセント以上の方に改善が見られていますが、好酸球性副鼻腔炎の場合は異なっています。約60パーセントほどになり、更に2,3年後の再発の可能性が高くなっています。

定期的に内視鏡手術を行いポリープを除去する必要が出る場合もあります。好酸球性副鼻腔炎の症状は以上のようなものとなっています。手術が必要になってきたりと治療には時間が必要になってきます。

好酸球性副鼻腔炎 難病

好酸球性副鼻腔炎は難病として認定されている治療に時間のかかる病となっています。

難病は明確に病気の名称として定義されているわけではありません。不治の病として多く通念的に理解されている病気として使用されてきた言葉となっています。

難病かどうかということはその時代の医療水準の進歩によっても変化していきます。

国の難病対策要綱では難病は原因不明で治療方針がまだ確定しないものとなっています。ほかにも慢性のもので経済的負担や精神的に負担が大きい疾病とも定義されています。

好酸球性副鼻腔炎も疾病の原因がまだはっきりとわかっていないことから難病となっています。

さらに症状も慢性的で長期にわたるため経済的な負担もおおきくなってしまいます。鼻腔ポリープが慢性的にみられ定期的に内視鏡手術が必要な場合もあります。

国の難病対策としては調査研究を促進させることや医療施設の整備などが含まれています。さらに地域の医療福祉を充実させることや福祉対策の推進も進められます。ほかにも医療費の自己負担額の軽減対策もされています。

好酸球性副鼻腔炎の原因は先ほど取り上げたように不明です。一般的にみられる副鼻腔炎はウイルスからの感染による発症とされています。ですが好酸球性副鼻腔炎はそれとは異なっています。

特にアスピリン喘息の発祥と合併して起こることもありますし、ウイルスによるものという説もあります。ほかにも成人型気管支ぜんそくと関係があるという可能性も指摘されています。国により難病として指定されている疾病となっているのでしっかりと対策も始まっています。

好酸球性副鼻腔炎の診断基準の作成や解析の研究が進められています。現在有効とされているこの難病の治療法としてはステロイドの内服です。ステロイド系のもの以外は効果がみられていません。

難病として指定されているので治療にはもちろん時間と労力がかかりますが、最新の情報を収集して対応できるといいですね。

好酸球性副鼻腔炎の診断基準

A 主要な症候・所見

1)多発性鼻ポリープ:いわゆる鼻茸のことです。この鼻茸が鼻腔内に発生して、鼻閉を起こします。

2)喘息合併:好酸球性副鼻腔炎になると高確率で喘息の合併症が発症します。ただし確率は60~80%と言われているので、運がよければ発症はしません。

3)好酸球に富む粘性の鼻漏:副鼻腔内に抗酸菌に侵された粘っこい鼻汁のことです。これの発生率は20%前後といわれているので、発症しない人もいます。

4)早期の嗅覚障害:嗅覚障害そのものは急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)でも発生するので、好酸球性副鼻腔炎の診断基準としては少し弱いですが、確実に発症するので診断基準としてふくまれます。

5)ステロイドの全身投与による鼻ポリープの消退:基本的に好酸球性副鼻腔炎の治療はこのステロイドによる投与以外には現代医療では効果がありません。そのためステロイドによる投薬で鼻茸や粘性の鼻汁がなくなれば、好酸球性副鼻腔炎と診断されます。

B 組織所見

基本的には手術をして鼻茸等を検査することによって、好酸球がいるかどうかで好酸球性副鼻腔炎の診断確定をします。

そのため、好酸球性副鼻腔炎かどうか確定されるためには鼻茸摘出手術をおこなって組織検査をします。

好酸球性副鼻腔炎の診断を確定するためには、鼻茸摘出手術による組織検査がもっとも確実なのはご理解いただけたとおもいます。ですが、副鼻腔炎の診断だけで鼻茸の摘出手術を行うのはリスクがありますよね。

そのため私個人の考えでは、好酸球性副鼻腔炎かな?っと思った場合には、副鼻腔内に鼻茸が多数発生しているかどうか?これを判断基準にして、アレルギー性鼻炎や蓄膿症なのか好酸球性副鼻腔炎なのかを診断すると良いです。

鼻茸が多数あるようなら病院でその旨を伝えると医師が好酸球性副鼻腔炎の可能性を疑ってくれ、適切な診断を受けることができます。

副鼻腔炎と好酸球性副鼻腔炎の違い

ものすごく簡単に説明すると嫌気性菌が原因で起きるのが慢性副鼻腔炎。好酸球感染性が原因で起きるのが好酸球性副鼻腔炎ということになります。

またもう一つの違いとして嫌気性菌は外部から来ますが、好酸球は白血球の一部なので体内にいる菌ということです。そのため慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と思って治療しても、原因菌が違うため改善されないと言う状況が起こってしまいます。

そして最大の違いは慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は鼻茸切開手術で一定の効果がでるのですが、好酸球性副鼻腔炎では鼻茸切開手術をしても全く効果がでません。これは先ほど説明した原因菌の違いによるものです。

そのため2001年に従来の慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは全くの別の病気と判断され好酸球性副鼻腔炎と名付けれたのです。好酸球性副鼻腔炎は従来のタイプのように嫌気性菌やインフルエンザ菌に感染して起こるものではなく、副鼻腔の粘膜で好酸球が増え、炎症を起こした状態です。

好酸球性副鼻腔炎の治療方法

好酸球性副鼻腔炎の治療法には様々なものがあります。多く利用されて言うのが薬物による治療です。副鼻腔炎は大きく分けると二つにわけられます。

非好酸球性副鼻腔炎というものと好酸球性副鼻腔炎というものです。まずはこの違いをおさえてそれにあった治療を選ぶようにしましょう。

非好酸球性副鼻腔炎は風邪と同じウイルスや細菌が原因となります。そうなると副鼻腔に炎症がおこるので炎症を抑えることが主な治療となります。

こちらは症状の進行が遅いのでなかなか治療を始めにくい病です。ですがそのまま治療をせずに放置すると頭痛や倦怠感などにつながり生活に直接影響を及ぼすようになります。

もう一種類が好酸球性副鼻腔炎というものです。この疾病やアレルギーが原因となる副鼻腔炎です。副鼻腔炎の粘膜の中の白血球の一つである好酸球が集まり過ぎておこるものです。

このアレルギーの原因には様々なものがあげられています。ハウスダストやかび、ほかにも湿度や温度の急な変化も原因となるといわれています。こうした2種類の副鼻腔炎はそれぞれ治療法が異なっています。

非好酸球性副鼻腔炎の場合はマクロライド系の抗菌薬が利用されます。マクロライド系の抗菌薬は炎症を抑える鼻水を抑える効果を期待できます。このお薬は長期の期間に少しずつ摂取するようになります。

好酸球性副鼻腔炎の場合は抗菌薬の効果が少ないといわれています。そのためアレルギーを抑える効果のあるロイコトリエン拮抗薬や、粘液溶解薬を内服するようになります。ほかにもステロイド薬を内服しても高い効果を期待できます。

ほかにも共通して利用されるのが手術による療法です。重症の場合や、薬により治療が効果を見ない場合は手術を検討するようになります。好酸球性副鼻腔炎はポリープを伴うことが多いので手術による処置を行う方法が多くなっています。

内視鏡手術による治療になり、鼻ポリープや粘膜を削って薄くする処置になります。こうして自然口を大きく開きつらい症状を軽減させることができます。

好酸球性副鼻腔炎の手術費用

副鼻腔炎の症状にも軽度の物から重度のものまであります。重度の副鼻腔炎の代表格が好酸球性副鼻腔炎です。

この副鼻腔炎は治りにくいと言われていてる上に、根本的な治療法もまだ確立していません。一般的には手術療法と、ステロイド薬の投与を併用する形が多いです。

手術となると気になるのは費用がいくらかかるかですね。軽~中程度の副鼻腔炎でも手術治療を行う場合があります。

その場合の費用は保険を適用させて1万円~3万円で済みます。多くの病院で日帰り手術を行っているので、入院費用もかかりません。

一方、好酸球性副鼻腔炎のような重度の副鼻腔炎は入院が必要になります。費用は約20~30万円、入院中に個室を希望すれば金額は更に増えます。

入院期間は1週間程度が目安ですが、経過によっては多少入院期間が伸びることもあります。また好酸球性副鼻腔炎は手術しても再発例が多いので、更に費用が嵩む可能性があります。

再発を防ぐ為にステロイドなどの内服薬の投与、抗アレルギー薬の服用、外来での経過観察が必要になります。

なので手術をすれば終わり、という訳にいかないんです。トータルでみれば治療の為にかなり金額が必要になるでしょう。

このように治療費が高額になる可能性が高い場合は健康保険の高額療養費制度を必ず利用しましょう。高額療養費制度は保険の自己負担額が高額となった場合、一定の自己負担限度額を超えた部分が払い戻される制度です。

ただ、入院時の食事代・食費などは高額療養費制度の対象とはなりませんので注意が必要です。

医療費は1ヵ月単位で計算します。仮に好酸球性副鼻腔炎で11月から12月まで月をまたいで入院したら、11月と12月で別々に計算する必要があります。

また、医療費は受診した病院ごとに計算します。なので、手続きのことを考えるなら治療は同一月内で、かつ同じ病院で終わらせるように配慮したほうが楽でしょう。

高額療養費制度は自分で申請しなければ活用できません。また手続きも多少煩雑です。ただ好酸球性副鼻腔炎のような治療費の多い病気に罹った時は必ず活用しましょう。

好酸球性副鼻腔炎は手術後も再発する?

好酸球性副鼻腔炎は鼻づまりが長引く慢性副鼻腔炎の一種です。厄介なのは内視鏡手術で治療を行っても再発する可能性が高いことです。

最悪の場合、再手術を行う必要も出てきます。ただ初期段階なら、ステロイド剤を服用することで症状を抑えることが可能です。

そのため、好酸球性副鼻腔炎の手術後は再発のサインを見抜くことも重要になります。典型的なサインとして嗅覚障害が挙げられます。嗅覚障害は好酸球性副鼻腔炎の症状の1つでもあります。

なので術後は自宅で定期的に臭い検査を行うことをオススメします。

病院によっては臭い検査用の検査キットを売っている所もあります。術後の経過観察の為に病院に行くでしょうから、そこで臭い検査を受けることになるでしょう。

検査キットが無い場合は、術後は臭いを意識して生活するように心がけましょう。

好酸球性副鼻腔炎の再発のサインとして最も多いのは嗅覚障害ですが、その他のサインとして鼻汁、膿が挙げられます。

再発のサインとなる鼻汁は黄土色でどろっとした粘り気の強い物です。膿は悪臭のする膿が発生します。鼻を噛んだときなどに気付く事が多いでしょうから、日頃から意識することが重要になります。

手術後の再発を抑える方法は無いのかと言うとそうでもありません。手術後に風邪を引いたり、喫煙をしていると症状がぶり返す可能性が高くなります。

なので、風邪を引かないように体調管理に気をつけること、喫煙者は禁煙をすること、これが重要になります。

喫煙は体に良くないので、手術後の再発防止だけでなく健康の為にもすぐに止めましょう。禁煙の為には環境づくりが重要です。タバコ、ライターなどの喫煙具は全て処分し、周囲に禁煙宣言を自分を追い込むのがコツです。

また禁煙を始めてから暫くは、居酒屋などのタバコの煙が多い場所には近寄らないようにしましょう。

風邪を引かないようにするのは、難しいですが大事なのは十分な栄養と適度な運動です。一人暮らしだと食生活も偏りがちですが、バランスよく栄養をとることが大切です。また、免疫力を高める為にもウォーキングや水泳などの運動で体力をつけることも重要です。

好酸球性副鼻腔炎の手術後の治療法

好酸球性副鼻腔炎は20年ほど前から治りにくい副鼻腔炎として注目されています。症状としては、早期の嗅覚障害、はなづまり、粘調な鼻汁が特徴的です。成人に多く発症し、また喘息と合併することが多い、やっかいな病気です。

好酸球性副鼻腔炎の主な治療法として内視鏡手術による治療があります。しかし、難治性・再発性の病気ですので、手術後は長期間の治療と管理が必要です。

再発性が高いなら手術する必要ないのでは?と思われるかもしれません。しかし、一度手術をしておけば手術後の鼻洗いで副鼻腔内の分泌液を洗い流しやすくなります。

副鼻腔内から出る分泌液には好酸球性副鼻腔炎を再発させるたんぱく質が含まれています。内視鏡手術によって鼻・副鼻腔内の通気性が良くなるため、鼻洗いの有効性も上がるのです。

鼻洗い、病院によっては鼻洗浄は手術後の治療法としてとても重要です。ただ手術後の治療は鼻洗いだけではありません。

鼻洗い以外の治療法はステロイド内服薬が主体です。また抗生物質や抗アレルギー薬が併用されることもあります。もちろん、これら内服薬での治療と並行して鼻洗いも行って行いきます。

しかし手術後の治療を徹底しても再発する例は多いです。それでも以前は再発の度に手術をしていたケースが多かったのですが、今はそんなことはありません。

最近は再手術の例は少なく、ステロイド薬などで症状を落ち着かせることが可能となっています。

鼻洗い、鼻洗浄もしくは鼻うがいは花粉症にも効果ありと言われ自宅で実践している人も多いかと思います。ただ鼻洗いは間違った方法だと中耳炎の原因になりやすいので注意も必要です。

まず、鼻洗いに使う水は1リットルの水に対して9gの食塩で作ります。温度は25度~30度がオススメ、冷たい水だと鼻の粘膜への刺激が強すぎるそうです。

それと塩素の多い水道水より、ミネラルウォーターが適切だとか。また、洗浄後にすぐに強く鼻を噛むと中耳炎の原因になりやすいそうです。そのためこういった鼻うがい専用のキットもありますので自宅で色々調整するのが面倒くさい人などは試してみても良いかもしれませんね。

好酸球性副鼻腔炎のステロイド治療の効果

好酸球性副鼻腔炎の通院治療では副腎皮質ステロイド薬が多く使用されています。

ステロイド薬を中心にして、鼻腔内の洗浄や抗生物質抗アレルギー薬なども併用されていきます。

ステロイドの全身投与で嗅覚の改善が見られたという報告もあります。

ステロイド服用には注意が必要です。ステロイドホルモンは生理的に分泌されていますが、長期にステロイドを内服した場合は副腎皮質からステロイドホルモンが分泌されんくなってしまいます。

そのために急に内服を中止しないように勧められています。

急に内服を停止した場合体内のステロイドホルモンが不足してしまい、倦怠感や頭痛、血圧が下がってしまうなどの症状がみられる場合があります。

医師により処方された場合は自分で勝手に中止しないように注意しましょう。

医師のケアのもとゆっくりと体調と相談しながら薬量を調整する必要があります。

まだいろいろと好酸球性副鼻腔炎には不明点が多いようですが、難治性の副鼻腔炎の多数が該当しています。主な特徴の一つに非アトピーやアスピリン喘息に合併して起こることが多くなっています。

さらにそれに鼻ポリープが合併する場合も多く見られることから内視鏡手術が必要になってきます。

残念ですが、好酸球性副鼻腔炎は手術後も再発してしまう場合が多くなっています。

そのため術後管理の設備のある医療機関でステロイドや鼻腔内の洗浄など継続して行っていくことが大切ですが、患者の側の負担が多くなってしまいます。

好酸球性副鼻腔炎で鼻づまりがひどくなるといろいろと生活に影響をきたします。

特に主婦の方は料理を作るのも大変になってしまいます。

できるだけ早く症状に気づいて病院に行けるように日ごろから気を付けておきましょう。

成人の方に発症が多いようですが、お子さんの場合は自分で症状を訴えることは難しいので親御さんの観察が必須です。

ステロイドによる治療も含めて医療機関と相談しながら体に無理の内容に治療をすすめていきましょう。

好酸球性副鼻腔炎治療と漢方

好酸球性副鼻腔炎に漢方で対処している方が大勢いらっしゃいます。漢方などの東洋医学は呼吸に重きを置いているものです。好酸球性副鼻腔炎など鼻の疾患も肺に影響を及ぼすと考えてアプローチしています。

肺は空気の流入経路になっているので、消化器官と同じように身体の活力をつかさどるのに重要な一部とされています。

漢方などの東洋医学は急性と慢性で治療方法を大きく変えることはありません。どちらもまず排膿薬を中心に服用してきそのあとに化膿があるのであれば熱を下げる漢方を服用していきます。

こうして今ある疾病だけではなくて、体質自体を変化させていくことを目的に治療していきます。副鼻腔炎は風邪などに続いて発症することが多く、ウイルスや細菌の感染することが挙げられています。

ウイルスに感染してしまうと粘膜の部分で炎症が起きて、副鼻腔にたまっている粘液が排泄されにくくなってしまいます。

そうなると細菌を含んでいる膿がたまっていき炎症が持続してしまいます。

主に1か月ほどで収まっていくケースのものを急性副鼻腔炎といって、3か月ほど続くものを慢性副鼻腔炎といわれています。

ほかにも副鼻腔の粘膜に好酸球が集まってしまう好酸球性副鼻腔炎は、特殊なアレルギーが関係していることが疑われている副鼻腔炎です。

主に成人に多くなかなか治りにくいのが特徴です。こうした疾患は漢方でしっかりと体の根本から治療していくことで高い効果を期待できます。

漢方は種類が非常に豊富なので好酸球性副鼻腔炎の症状に利用できるものも多くあります。

しっかりと情報収集をして自分にあった漢方をさがしましょう。病気は様々な毒が体内にたまって行って、それが原因となって外因に引き起こされると考えられています。

好酸球性副鼻腔炎を漢方で治療していく場合にも同じ方法がとられていきます。

時間はかかるかもしれませんが、一度改善できれば長い期間の効果を期待できるのがポイントですね。こんな東洋医学の漢方を利用して好酸球性副鼻腔炎に取り組んで治療を目指していきましょう。

好酸球性副鼻腔炎 アラミストの効果

好酸球性副鼻腔炎は細菌の感染をきっかけにして好中球といわれている白血球が鼻に集まって発症するものです。

その白血球が過剰に集まることで好酸球性副鼻腔炎を引き起こします。そうなると頭痛や眉間の痛み、鼻づまりなどの症状が見られます。

まだはっきりとした原因は解明されていません。ですが、成人に多い事や都市化された地域などで患者が増えています。衛生的になりすぎている環境もその原因の一つといわれています。

この好酸球性副鼻腔炎は喘息の患者に症状が多いというのも特徴です。鼻と気管は気道が同じものになっているので、リスクが高くなってしまいます。そんな好酸球性副鼻腔炎の治療で用いられている薬品も多くあります。

その中の一つがアラミストやなナゾネックスです。アラミストなどの投与で改善されることが期待されています。

アラミストはアレルギー性の鼻炎に用いられる点鼻剤です。副作用が少なく、長い期間でも利用できるので慢性の疾患に適しています。

鼻腔に噴射するタイプのものですが、1日に6回するようになります。妊婦の方や妊娠の可能性がある方は医師に相談してから利用しましょう。

こういった治療に加えて今のところ最善の治療法は内視鏡手術です。鼻の穴から内視鏡を挿入する仕方で行われる手術で、時間にすると2,3時間で終了するようになります。

最近は手術の技術や器具の進歩も進んでいて、止血用ガーゼを抜く際の痛みもだいぶん軽減されています。

ですが手術もできるだけ早期の段階で行われることが進められています。鼻づまりがとてもひどくなってからだと匂いの神経の損傷が進んでしまっているからです。

においがしなくなったときに早期に医療機関の診療を受けることが大切です。

アラミストなどの治療法も加えてこういった方法も合わせて検討してみるといいでしょう。

どちらにしても早期に発見して早期に治療を開始するのが最も効果的な治療方法です。しっかりと自分の症状を理解するように注意しましょう。

タイトルとURLをコピーしました